マヤビニックコーヒー解禁



チャパスのマヤ先住民が手がける、フェアトレードコーヒー・マヤビニックが、
FTPの皆さんのご活動の結果、さらに美味しくなって再上陸しました。

このメキシコの美味しさをお届けしてくれているのは、トレンサでも
プライベートでもお世話になっている、珈琲焙煎グラウベルの狩野知代さん。

その狩野さんが、幻のコーヒー焙煎家とも呼ばれる、京都美山で
美味しいコーヒーを焼いている、オオヤコーヒー焙煎所のオオヤミノルさんと
お二人で、このマヤビニックコーヒーを使った、楽しい座談会を催してくださいました。
(オオヤさんは、以前、京都でお世話になったCasa de Bananoでの
オアハカリンド展の会場で、オアハカコーヒーを淹れてくださったことがあります。)

お二人のトークが軽やかで楽しくて、時間が経つのはあっという間。
参加されていた皆さんは、プロの焙煎家やカフェを経営されている方々ばかりで、
一生懸命メモを取ったり、専門的な質問が飛び交うのが印象的でした。

それぞれの異なる焙煎方法で焼いたマヤビニックコーヒーの味わいは、
同じ豆とは思えないほど、個性が引き出された魅力的な味でした。
オアハカやベラクルースの豆と比べると、もう少し特徴的なコクと旨みが
あるように感じました。

そして、見逃してはならないのが、アーティストの荒木珠奈さんが
描いた版画デザインのコーヒーラベルです。
チャパスの先住民の民族衣装と、コーヒー豆を乗せた手のひらが、
とても愛らしくて、何だか現地の人々の様子が伝わってくるようで、ほのぼの。

美味しくて可愛くて、活動の趣旨もしっかりとしているマヤビニックコーヒーを、
これから、沢山の人たちに飲んでいただきたたらと、
トレンサでも、微力ながら応援していきたいなと思っています。

→マヤビニックのコーヒーの購入はコチラのグラウベルさんのサイトからどうぞ。
また、9月13日(日)には、港区のエコプラザのメキシコイベントで
このコーヒーの試飲が出来ます!イベントの詳細はまた折々。

→東京では滅多に飲めない、オオヤさんのコーヒーを味わいたい方は、
世田谷上町のステキな器屋「夏椿」さんで明日(日)まで、コーヒー
屋台がでていますので、どうぞお見逃し無く!

おじいちゃん、おばあちゃんにメキシココーヒーを淹れる



祖母がお世話になっている施設のレクリエーションで、
母と一緒に、メキシココーヒーをKONO式で淹れてきました。
コーヒー豆はもちろん、グラウベルさんのオアハカコーヒーです。

当初、コーヒーが大好きな祖母や、コーヒー好きな方(がいらしたら)
数人に、母がひとりで淹れるつもりでいたら、蓋を開けてみたらなんと
希望者が25名ほど。スタッフの方を入れたらもっとでしょうか?
ということで、急遽私も助っ人に行くことになったのです。

印象的だったのは、前日から待ち遠しくて眠れなかったという方や、
コーヒーが大好きだけど、施設では仕方なくインスタントを飲んでいる
という方々が、目を輝かせながら嬉しそうに飲んでくださったこと。
うれし涙を流される方もおいでになって。
メキシコのオアハカのコーヒーだと説明しても、分からなかっただろうけれど(笑)、
そんなことより、美味しいコーヒーって人を幸せにする道具だなあと改めて
認識したのでした。そして、コーヒー好きのお年寄りの方がなんとも多いことも。

私の未熟なコーヒードリップでも、良質の豆と焙煎のお陰で
「とっても美味しかった。」「ご馳走様でした!」
という皆さんの笑顔と声を沢山いただき、
私たちの方が、幸せをいただいてきた気がします。
次回のために、もっと腕をあげておきたいと思います。

ちなみに私の愛する祖母、オオママはコーヒーが大好きな96歳。
ケーキが先に出てきても、コーヒーが来てから!と辛抱強く待ち、
ブラックストレートで、お代わりをするくらい、愉しんでくれました。

オアハカコーヒーの試飲とひよこの刺繍


写真は今年のオアハカコーヒーと、オアハカの友人から届いた刺繍マット。
ひよこが愛らしくて愛らしくて、お気に入りです。


ラッキーなことに一足お先(?)に、グラウベルさんに入荷したばかりの
オアハカコーヒーを試飲させていただきました。
グラウベルの狩野さんから試飲用の豆をいただいたのです。
焙煎度合いも二種類あり、感激すると共に、販売前に
何度も焙煎テストを繰り返しているのを知り流石だなあと感心しました。
豆をいただいた帰り道は、早くこのコーヒーを淹れて飲みたい一心で
自転車をこぎました。笑

さて、その今年のニュークロップのオアハカコーヒーですが、
お世辞でもごひいきでもなく、とても美味しく、感激してしまいました。
個人的には去年飲んだもののよりも好みかもしれません。
というのは、なんとなく、去年のものよりフルーティーな香りと甘みが
しっかりしていて、その一方でさらりと飲みやすさも感じました。

これまで、コーヒーと言えば、グアテマラやコロンビア党の私でしたが、
大好きなオアハカの地で育ったコーヒーがこんなにも美味しいのですから、
オアハカコーヒーをもっともっと周りに広めなくては!と改めて思いました。
誰に頼まれた訳でもありませんが(笑)、変な使命感みたいなものを勝手に感じています。
トレンサとしても、何が出来るか、そろそろ具体的に動き出す時が来たようです。

オアハカコーヒー入荷のお知らせ


昨年、オアハカ・リンド展で使わせていただいたオアハカコーヒーのパッケージ

お待たせしました!昨年、トレンサのイベントでも大好評だったグラウベルさんのオアハカコーヒーが、入荷したそうです!今週末辺りから販売を始めるということですので、前回楽しまれた方も、飲みそびれてしまった方も、是非この機会にご利用ください!なんてったって、オアハカで飲むオアハカコーヒーより、美味しいですから。笑 私も待ってましたとばかりに、早速注文しようと思っています。

メキシコのコーヒーはまだまだ日本では認知度が低いですが、メキシコにも美味しいコーヒーがあるということを、一人でも多くの方に知っていただけたらとても嬉しいです。グラウベルの狩野知代さんご自信も、チャパスのフェアトレードコーヒー事業にアドバイザーとして関わってらしたり、メキシコのコーヒーの普及にあたたかく力を注がれています。ちなみにグラウベルさんでは、オアハカ、チャパス、ベラクルスと三種類の豆の取り扱いがありますよ。同じ国でも、それぞれの地域で香りも味も異なるのがまた面白いし、その分、色々楽しめますね。トレンサでは、今後もこれらのコーヒーをお楽しみいただける機会を作っていきたいと思っています。

■コーヒーのご注文はグラウベルさんのコチラのサイトまで

■焙煎家・狩野知代さんのブログCoffee Soulはコチラ

メキシココーヒーとチャパス



先日開催した展示販売会の賄いように、メキシコ・ベラクルス地方のコーヒーをグラウベルの狩野さんに焙煎していただいたものを飲んでいました。前半の空いている時間にいらした方は、このコーヒーをお楽しみいただけたことと思います。(お出し出来なかった方、ごめんなさい)

その狩野さんは、メキシコのチャパス地方のコーヒーのプロジェクトに関わっていらして、現地訪問から戻ったばかり。本当に生き生きとした声で初めてのメキシコ訪問からの帰国を報告してくださり、私まで嬉しくなってしまいました。彼女のブログからもそのご様子が伺えます。

彼女が今回訪れたコーヒー農園はサンクリストバルデルカサスから車で3時間ほどいったところにあるそうです。チャパスと言えば、マヤ先住民が多く暮らす地域でサパティスタと聞けばピンと来る方も少なくないかもしれませんが、オアハカとはまた違った形で先住民族の文化が色濃く残るところです。NAFTAなどがもたらす、政治的な問題も未だ完全に解決したとは言えず、人々の心に刻まれた傷はとても深いであろうなあという、乏しい私のメキシコ研究とグアテマラ経験から勝手に想像しているのですが、実際に体感してきた人からの話はとても現実味を帯び、益々行ってみたい気持ちと同時に、気軽に足を踏み入れられないなあと改めて感じました。でも、きっといつか。。。もう少し勉強してからと思っている私にとっては神聖なる特別なところ。

既に公表させていただいている4月のイベント、「京都・町屋で楽しむコーヒーとメキシコの時間」ですが、講座の中などで、狩野さんのメキシコ体験の話なども出てくると思いますので、是非、一人でも多くの方に足を運んでいただき、彼女の話を聞いてもらえたらなと思います。既にご予約も入りつつあるようですので、ご予約はお早めにどうぞ。特に土曜日はすぐに埋まってしまいそうな勢いです。私も個人的にとても楽しみにしています。

そして、今後、日本でのメキシココーヒーの普及に、トレンサとしても是非お手伝いさせていただきたいなあと思っていますので、皆さまどうぞ宜しくお願いします。

■美味しいコーヒーを提供してくれるグラウベルのサイトはコチラ
ネットからもご注文可能です。定期便など便利なサービスもあり。

■狩野さんが関わるフェアトレードプロジェクトのサイトはコチラ